ニセモノ×初恋=??

しばらくそのまま列車に揺られていると、

「次の駅で降りるよ」

と、児玉くんが声をかけてくる。

「うん、わかった」

返事をしてから窓の外の景色見ると、いつも降りたことがない駅で、見なれない光景だった。


駅に着いて、列車を降りる。

改札を通ると、駅裏の方に向かった。




「各務さん、食べられないのってある?」

「ゴーヤは無理…。それ以外なら大丈夫だよ」

「じゃあ、何か食べたいのある?」

「特にはないかな。あ、昨日の夜カレーだったから、それ以外ならありがたいな」

私の返事にニッコリ笑うと、

「ならよかった。おすすめのお店あるんだけど、そこでお昼ご飯でいい?」

と聞いてくる。

「うん、いいよ。この辺わからないから、教えて」


児玉くんに連れていかれるままついていくと、おしゃれな雰囲気のカフェが見えた。

「ここだよ」

と言ってカフェに入ると、お昼時間のせいもあってか、ほぼ満席だった。

「お二人様ですか?」

「はい」

「今テーブルを片付けていますので、そちらでお待ち頂けますか?」

と、入り口の横の椅子に座らされる。


しばらくすると片付いたのか席に案内された。