ニセモノ×初恋=??

…………って思ってたのに。




「すみません、わざわざ時間作ってもらって~」




目の前にはニコニコしている、サラサラストレートの美少女が一人。



「あ、いえ……」


少しひきつっているかもと思いつつ、笑顔で対応してみる。

アイスティーを飲む姿は雑誌に載ってそうなくらいおしゃれで。


―――普通に読者モデルとかできそうだよな~。


そんなふうに思えた。




なぜか、終業式の帰り道。


列車の中でまた二階堂さんに声をかけられた。

無視するわけにはいかず、近くのカフェに入るはめになったのだ。



「……で、用事って……」

私がたずねると。


「樹とのことです……」


まぁだよね、と思いつつ、私もアイスティーを口にした。