「そりゃそうだけど、彼女どころか婚約者がいる人に、いまさら何て言うの?」
「ちゃんと、好きですって伝えるに決まってるじゃん」
「けどさ、美波ちゃんだって、彼氏にそんなこと言ってくる人いたら嫌じゃない?」
「う……そりゃそうだけど……」
菜緒ちゃんの言葉を受けて、美波ちゃんにふってみると、さすがに詰まる。
「……二人が私のこと、考えてくれてるのはうれしいけど、やっぱり、児玉くんと二階堂さんをわずらわせたくないよ…。勘違いさせちゃったわけだし」
泣いている二階堂さんを見てしまったからなおさら。
いくら自分が児玉くんへの気持ちを自覚したからって、今さら告白なんてしたって仕方ない。
それで、関係が変わる訳じゃないし。
余計な心配事を相手に増やすだけだから、それなら心に留めておけばいい。
だから。
「ごめんね、だから顔に出さないようにしないとね。美波ちゃんや菜緒ちゃんに心配かけちゃうもん」
そう、二人に笑う。
「ちゃんと、好きですって伝えるに決まってるじゃん」
「けどさ、美波ちゃんだって、彼氏にそんなこと言ってくる人いたら嫌じゃない?」
「う……そりゃそうだけど……」
菜緒ちゃんの言葉を受けて、美波ちゃんにふってみると、さすがに詰まる。
「……二人が私のこと、考えてくれてるのはうれしいけど、やっぱり、児玉くんと二階堂さんをわずらわせたくないよ…。勘違いさせちゃったわけだし」
泣いている二階堂さんを見てしまったからなおさら。
いくら自分が児玉くんへの気持ちを自覚したからって、今さら告白なんてしたって仕方ない。
それで、関係が変わる訳じゃないし。
余計な心配事を相手に増やすだけだから、それなら心に留めておけばいい。
だから。
「ごめんね、だから顔に出さないようにしないとね。美波ちゃんや菜緒ちゃんに心配かけちゃうもん」
そう、二人に笑う。
