その答えが頭にひらめいたあとは。
自分の感情がわけのわからない、コントロールできないものになっていた。
怒りたいのか、悲しいのかわからなくて。
何かに当たり散らしたい気持ちと、胸が苦しいような気持ちになって。
―――二階堂さんがいるなら、私なんて最初から必要なかったんじゃん!!
そう思って。
目の前が暗くなりそうな感じがした。
図書保管室や楽器保管室でのできごとや。
私の家に来た時の出来事も。
全部、二階堂さんとしていたことだから慣れていたんだ。
私が固まってしまったせいか、二階堂さんは心配そうに覗き込みながら、
「ごめんなさい……各務さんにはつらい話だと思うんです。でも、このままじゃいけないと思ったから…昨日、樹に各務さんをだますようなことはやめるように言ったんですけど、相手にしてもらえなくて…。これ以上、各務さんを傷つけることも、樹が悪い人になるのも、私には耐えられないんです」
一気にまくしたてる。
―――そっか。そんな話を昨日していたんだ。
自分の頭の中がふわふわした。
怒る必要もない。そんな関係じゃない。
それがわかっているのに。
なんでこんなに、つらい気持ちになるんだろう。
自分の感情がわからない。
そうぼんやりしたあと。
私の口から出た言葉は。
「大丈夫だよ、私と児玉くん、本当は付き合ってないから…」
だった。
自分の感情がわけのわからない、コントロールできないものになっていた。
怒りたいのか、悲しいのかわからなくて。
何かに当たり散らしたい気持ちと、胸が苦しいような気持ちになって。
―――二階堂さんがいるなら、私なんて最初から必要なかったんじゃん!!
そう思って。
目の前が暗くなりそうな感じがした。
図書保管室や楽器保管室でのできごとや。
私の家に来た時の出来事も。
全部、二階堂さんとしていたことだから慣れていたんだ。
私が固まってしまったせいか、二階堂さんは心配そうに覗き込みながら、
「ごめんなさい……各務さんにはつらい話だと思うんです。でも、このままじゃいけないと思ったから…昨日、樹に各務さんをだますようなことはやめるように言ったんですけど、相手にしてもらえなくて…。これ以上、各務さんを傷つけることも、樹が悪い人になるのも、私には耐えられないんです」
一気にまくしたてる。
―――そっか。そんな話を昨日していたんだ。
自分の頭の中がふわふわした。
怒る必要もない。そんな関係じゃない。
それがわかっているのに。
なんでこんなに、つらい気持ちになるんだろう。
自分の感情がわからない。
そうぼんやりしたあと。
私の口から出た言葉は。
「大丈夫だよ、私と児玉くん、本当は付き合ってないから…」
だった。
