正直、前は間接キスくらい、どうってことないと思っていた。
だけど。
だけど。
改めて児玉くんから言われると、妙な意識をしてしまって、思わず動揺してしまった。
言われたあのあと一瞬で、前の楽器保管室での出来事を思い出してしまって。
あのあとは特にそんな出来事はないが、日頃の付き合いの中で思い出してしまっても、それを意識してしまわないように、冷静に努めていたのだ。
なのにまた今日、そんなことを思い出すかのようなことを言うもんだから、あの場から離れたかったのもあって、片付けからしてしまうことにした。
―――おかしいよ、私…。妙なこと意識したらダメだって……。
自分に言い聞かせる。
児玉くんとはニセモノの恋人なんだし。
―――いくら男女の付き合いに慣れてないからって、意識しすぎるとかイタ過ぎる……。
ひとつ、ため息をついた。
そんなふうに考えながらしていたせいか、あっという間に片付け終わってしまった。
手をタオルで拭くと、また自分の部屋に戻った。
だけど。
だけど。
改めて児玉くんから言われると、妙な意識をしてしまって、思わず動揺してしまった。
言われたあのあと一瞬で、前の楽器保管室での出来事を思い出してしまって。
あのあとは特にそんな出来事はないが、日頃の付き合いの中で思い出してしまっても、それを意識してしまわないように、冷静に努めていたのだ。
なのにまた今日、そんなことを思い出すかのようなことを言うもんだから、あの場から離れたかったのもあって、片付けからしてしまうことにした。
―――おかしいよ、私…。妙なこと意識したらダメだって……。
自分に言い聞かせる。
児玉くんとはニセモノの恋人なんだし。
―――いくら男女の付き合いに慣れてないからって、意識しすぎるとかイタ過ぎる……。
ひとつ、ため息をついた。
そんなふうに考えながらしていたせいか、あっという間に片付け終わってしまった。
手をタオルで拭くと、また自分の部屋に戻った。
