それで逃げ出すように屋上にきてしまった。
「……まぁ、井ノ上くんが沙菜を好きなんてのはバレバレだったしねぇ…」
隣にしゃがみこむ美波ちゃんが呆れたような口調でそう言うと、
「そりゃそーだけど、彼氏がいる沙菜にキスさしたとしたら反則じゃない?」
菜緒ちゃんはイチゴオレを飲み干し、
「結局、どうなの、ほんとのところは」
と続けた。
「う………」
思わず言葉に詰まる。
「…二人にも迷惑かけてごめんね。実は…」
頭を下げてから、この前の出来事を話し出した。
井ノ上にキスされそうになったことや、頭突きと勘違いしたことも。
そのあとに告白された日の出来事も。
もちろん、その後の児玉くんとの楽器保管室での出来事は話せなかったが…。
「……まぁ、井ノ上くんが沙菜を好きなんてのはバレバレだったしねぇ…」
隣にしゃがみこむ美波ちゃんが呆れたような口調でそう言うと、
「そりゃそーだけど、彼氏がいる沙菜にキスさしたとしたら反則じゃない?」
菜緒ちゃんはイチゴオレを飲み干し、
「結局、どうなの、ほんとのところは」
と続けた。
「う………」
思わず言葉に詰まる。
「…二人にも迷惑かけてごめんね。実は…」
頭を下げてから、この前の出来事を話し出した。
井ノ上にキスされそうになったことや、頭突きと勘違いしたことも。
そのあとに告白された日の出来事も。
もちろん、その後の児玉くんとの楽器保管室での出来事は話せなかったが…。
