ニセモノ×初恋=??

その感触にくすぐったさを感じて。

何だか恥ずかしい気もして。

「私こそごめんね、変なことに巻き込んじゃって…」

恥ずかしさを隠すかのように、謝った。

児玉くんは肩に頭を乗せたままふるふる、と頭をふり、

「俺の方こそごめん…。頭に血が昇っちゃって…」

凄く、落ち込んだ声だった。


そして、頭が肩から離れたと思ったら、




「……あんなに、感情的になってしまったの、初めてだ……」



そう呟く児玉くんの声が、耳元で聞こえ、思わずビクッ、となる。