そのぽかん顔がちょいと間抜けで笑いそうになるが、そこはぐっと堪えた。
そして顔の前でパン、と手を合わせると、
「うん。紗英ちゃんが私に言ったのって、後輩の女子生徒からも彼氏にしたいって言われてますよってことだけだよ」
と説明した。
「………………へ?」
今の説明が理解できないのかなんなのか、間の抜けた返事。
「だから妹ってことも知らなかったし、お兄さんがいるってことも言ってなかったし」
私の説明に、どんどん井ノ上は魂が抜けたような呆けた顔になる。
「なのにあんたがあんまりにも慌てるもんだから、よっぽど聞かれちゃ不味いこといってるのかなって思って、紗英ちゃんから何かきいたふうに言ったら自爆するかと考えて、この前みたいなこと言ったの。ごめんね」
説明が終わる頃には、井ノ上は頭を抱えてはしゃがみこんでしまっていた。
そして顔の前でパン、と手を合わせると、
「うん。紗英ちゃんが私に言ったのって、後輩の女子生徒からも彼氏にしたいって言われてますよってことだけだよ」
と説明した。
「………………へ?」
今の説明が理解できないのかなんなのか、間の抜けた返事。
「だから妹ってことも知らなかったし、お兄さんがいるってことも言ってなかったし」
私の説明に、どんどん井ノ上は魂が抜けたような呆けた顔になる。
「なのにあんたがあんまりにも慌てるもんだから、よっぽど聞かれちゃ不味いこといってるのかなって思って、紗英ちゃんから何かきいたふうに言ったら自爆するかと考えて、この前みたいなこと言ったの。ごめんね」
説明が終わる頃には、井ノ上は頭を抱えてはしゃがみこんでしまっていた。
