痛みが背中に強く出始めていたから
竹刀を振るのもなかなかキツかった。

だけど どうしても出たかった。


学校にもろくに行けない、稽古もできない、そんな日々をすごしていた。


顧問は病気について 気にかけてくれていたから練習なしでも大会に出ることを許可してくれた。