それからも……私がお昼の時……
「あ！琴音ちゃんのお弁当おいしそう！た、卵焼き……おいしそう。」
あまりにもキラキラした目でみるから
「あ、これあげる！」
っていったら
「あーんして！あーんがいい！」
「え、ちょっとそれは恥ずかしいな……」
「お願い！お、ね、が、い！」
その顔は反則です。
ワンコのような笑顔に負けて私は結局
「は、はーい、あーん。」
「おいしいい！えへへ、！ありがとお！」
心臓が心臓のドキドキとまりませんでした。
な、なんだこれ、あつい。あついな。
「みたいなことがあってね……」
「やーーだ!!!!キュンキュンじゃん！」
「もう私七瀬くんとあって今まで体験したことのないような感情だらけだよ……」
「ん？まさか、琴音って……」
