周りからみたら、たわいもない話。
ただの仲良し三人組。
でも、あたしだけ違う。
みんなと違う。
どんな気持ちで、君に接しているのかも。
過去も。
あたしなんかが、みんなと同じようになんて
なれるはずがないんだよね。
ちょっと高めのヒールと
ワンピースを来て、
サングラスをかけて街を歩く。
いつからだろう。
顔を隠すようにして、歩いたのは。
芸能人になる前からだった気がする。
あいつに、殺されるのが怖くて、
会うのが怖くて。
ずっと自分の存在を否定していた気がする。
きみが助けてくれるのかな。って、
待ってた。
でもね。
そんな日は、こなかったよ?
