「はあああー、泉よかったねぇ。良いライブだったねぇ」
「うん、今日は付き合ってくれてありがと」
地下のライブ会場から出た後、真美と感想を言い合う。
映画を見てきたかのような感覚で会話が弾む。かずくんたちだけじゃなくて、色んなバンドの方々がメジャーな曲をカバー演奏していたことも真美にとってはよかったみたい。
「でもさ、王子たちのバンドの曲でいっこ気になる曲があったんだけど」
駅に向かって歩いている最中、真美に顔を覗き込まれる。
「ん?どんな曲?」
そんなのあったかな。
「歌詞はあんまりちゃんと覚えてないけどさ、一言でいうと落ち込んでた時に支えてくれたあなたを愛してるみたいなかんじだったよ」
「あ、、なんか思い出してきた」
「しかも、王子サマってば、その曲の時だけやたら泉のほうに視線合わせてる気がしたから泉に対して歌ってるのかって思ったけど、、当の本人が気づいてないんじゃ王子も報われないね」
「うん、今日は付き合ってくれてありがと」
地下のライブ会場から出た後、真美と感想を言い合う。
映画を見てきたかのような感覚で会話が弾む。かずくんたちだけじゃなくて、色んなバンドの方々がメジャーな曲をカバー演奏していたことも真美にとってはよかったみたい。
「でもさ、王子たちのバンドの曲でいっこ気になる曲があったんだけど」
駅に向かって歩いている最中、真美に顔を覗き込まれる。
「ん?どんな曲?」
そんなのあったかな。
「歌詞はあんまりちゃんと覚えてないけどさ、一言でいうと落ち込んでた時に支えてくれたあなたを愛してるみたいなかんじだったよ」
「あ、、なんか思い出してきた」
「しかも、王子サマってば、その曲の時だけやたら泉のほうに視線合わせてる気がしたから泉に対して歌ってるのかって思ったけど、、当の本人が気づいてないんじゃ王子も報われないね」

