それは、突然の事だった 「葵っ…!」 「お姉ちゃん?」 道路に飛び出した私を庇って姉が死んだ 即死だった。 「ごめんなさい…ごめ、んなさ」 私は謝ることしか出来なくて やること全て周りの大人がやってくれた 「何ボケっとしてるんだ!救急車呼ぶぞ」 何度声をかけられても 怒鳴られても 私の耳に届くことは なく 気を失った