こんな風に一緒に帰ることが増えた私たちは、学年の中では付き合っていると噂されているらしい。 ただ、話が合うし家の方向が一緒だから話しながら帰ってるだけなんだけど。 前に宏樹にそのことを話したら「いいじゃん?噂だし。」と流されてしまった。 「それじゃあね、明日また。」 「おう!じゃーな。」 私の家の前で宏樹と別れる。 話しやすいし、スポーツだって万能で、人気者の宏樹はみんなから愛される。 女子からも結構人気がある。だから私は、そう言う噂がちょっと嫌だった。