クレープ食べたかった・・・・。 かといって、一人で行く勇気もない。 「はぁ・・・。帰るか。」 私のテンションが一気に下がった。 「・・・・俺が一緒に行ってやるよ。」 「はぁ?何で一緒に行かないといけないの。新山と行くんだったら、ガマンする。」 「じゃあ、奢ってやるよ。」 「・・・・・分かった。」 確かにあいつは嫌いだけど、今経済的に危ない状況なのでここは素直になった。 「よし、行くか。」 スクバを背負い、本当に私達は屋上を出た。