不器用な恋の仕方。


「ブスも泣くんだな・・・!!!」

「な、あんたって人間としてどうかしてるよね。」



その一言だけ、言って私も屋上を後にしようとした。



「お、おい!!待てよ!!」


新山がたいした距離もないのに走ってきた。

「何?」



沙織が待っているから早く行きたかった。




「ついでだからこの俺がお前と帰ってやるよ。」



「は?何で私が新山なんかと帰らないと行けないの。大体沙織が待ってるの!!」


ピロリリリーン


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ハルと今日約束してたみたいだから、また今度ー!

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・・・・沙織ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!