君、僕。



あいつをみて指差して
あいつは悪だ
たくさん増えたいえないこと
僕は正義だ
ニセモノが僕の僕を
壊して暴れまわっていたんだって
お前は壊れてしまったと笑ってた
僕を見て笑う君は僕が愛した君とは違った
大好きって眉下げて
困った顔で
おうちに帰ろうって手差し伸べた
誰も嫌いになんてならないから
嘘ついて遠ざけて