まだ…怒ってるのかな。
それとも、もう私のことなんて…。
さっさと歩く優真の後ろ姿をぼーっと見つめる。

浮気をされていても
私はまだ優真が好きで…
まだ一緒にいたいと思う。

「優真!ちょっと、雑貨屋さんに行きたい。」

私は携帯を見る優真を下から覗き込むように
優真の顔を見つめながら言った。
優真とよく行く雑貨屋さん。
そこで、優真とのこれからを決めよう。