私は意地悪旦那が大好きです

俺は美琴を壁に押し付けた。


「ふ、ぅ…っん…!」


俺が美琴から離れると、美琴はズルッと床に座った。


「も…っ急に、キス……ダメ、だよ…っ」


息も切れ切れに涙目でこっちを向いてきた。


「お前、ほんとバカだな」


「…へ……?」


「バカバカ大バカ」


「うっ…否定出来ない……」


俺はギュッと小さくなった美琴を抱きしめた。