「そんなに嫌なら、出ていけ。」

コップは私に当たった。一つ目は私の顔に、二つ目はしゃがんでる私の上の壁に当たり
ガラスが私に降り注いだ。

それでも父親はきずかないで、怒鳴っていた。
痛くて、五月蝿く泣く事しかできなくて。
ママが駆け寄ってきて、「ごめんね。」って泣いていた。父親がきずいて…(やっとその日は終わった。

次の日からママが車で寝るようになった。
姉には「~のせいだ」って言われて、なにも言えなかった。
夜、ママに会いに外にいったら蛍が光っていた。すごく綺麗で、ママとみらちゃんと三人一緒に見た。

「ママね、パパと離婚することになったの。」

「『うん。』」

「二人はどっちといたい?」

「『ママと。』」

「ばぁちゃんもこっちに入るんだよ?」

『ママがいい。』「ママとがいい。」

「分かった、二人とも連れて行くから。絶対。」

蛍が光るきれいな夜だった。