「ありがとな、仁」

「あぁ、俺らの新しい仲間を紹介する
 幹部の蓮条紅だ」


そう言って、仁が俺に目を向けてきた


挨拶しろってことか…。


「蓮条紅」

「えっ?!それだけっ??」

「チッ…よろしく」

「何か意見がある奴は居ないか?」

「あの、いきなり連れて来た奴を
 幹部だって言われるのは…」

確かに、そーだろう
見ず知らずの奴を紹介されて
幹部だって言われるのは