「時也さーん!
バイクで分かんないとこあるんすけど」
「総長、また喧嘩の指導して下さい!」
あぁ、ココはほんとに
アソコと被るな…。
「いーけど、また後でな」
「ユーちゃん来てる?」
「もう、幹部室にいらっしゃってますよ」
「それより、隣にいるソイツは…」
「あぁ、コイツは後で紹介するから」
大勢のやつに見られるのは
あまり慣れてないからやめて欲しいな
「行くぞ」
坂神仁の言葉で歩きだすが
俺の体に穴あいちゃうんじゃねって
思うほど見てくる金獅子の下っ端達…。
好奇心と警戒の目で見てる奴等が殆どか
残りは、俺みたいな奴がここにいる事が
不思議でしょうが無いんだろうな
