先輩と4兄弟☆ー主役は私です!!ー





そんなこと振り返ってるうちに
先輩にすごく申しわけなくなって
堪えていた涙が溢れだした

『えっ?泣いてんの!?
まさか…落ちた?』


「ウッ…先輩はっ…私が落ちると
思ってるん…ですかッ!!」


『思うわけねぇだろ?
お前の努力一番知ってんの俺だし』


狙って言ってるようなその言葉は
先輩にとって無意識であることは
私は分かってた