自分で決めたことだったから 責任を持たないといけない だから親戚に相談も出来なかった どう交渉しても貸してもらえず あたしの心が折れかかった時だった ―――… ♪~♪~ 「…っはい、もしもし」 『あ、藤崎?元気?』 電話の相手は――― 「…さ、嵯峨先輩っ…」 高校1年の時に 片想いしていた先輩だった――