先輩と4兄弟☆ー主役は私です!!ー




自分で決めたことだったから
責任を持たないといけない

だから親戚に相談も出来なかった


どう交渉しても貸してもらえず
あたしの心が折れかかった時だった

―――…

♪~♪~

「…っはい、もしもし」


『あ、藤崎?元気?』

電話の相手は―――

「…さ、嵯峨先輩っ…」

高校1年の時に
片想いしていた先輩だった――