「…グスッ、それは、ね」 「まず落ち着こっか。」 俊也は一言も寂しいなんて 言わなかったから 平気なのか分かってないのかの どっちかと思ってた 「……家族の作文発表したの」 「うん」 落ち着いた俊也が ゆっくり話し始めた 「作文にね、 引っ越して来たのは親が 死んだからって言ったの」 「うん」 莉奈と俺はそのことを 学校では言ってない