もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし 【現代語訳】 私が貴方をしみじみ愛おしいと思うように、貴方も私を、しみじみ愛おしいと思っておくれ、山桜よ。花より他に私の心を知る人もいないのだから。