*しばらく蘭龍目線で進めます
会話以外は琉夏目線と第三者目線です

玲桜が俺達に別れを告げ
倉庫を出たとき
俺は総長室にこもった

玲桜が俺の傍に、俺達の傍に
居なくなるという事実を
受け止められないでいた

嘘であって欲しかった
もっと一緒に居たかった

その感情だけが
心を渦巻いていた