キミの宝物



「これからも仲良くしようね」


「当たり前だよぉ・・」


2人で泣きあって抱き合った。


仲直りできた嬉しさと、悪いことをした申し訳なさが込み上げてきて溢れて止まらない。


簡単に崩れるような仲じゃなくて本当によかった___。




泣き終わり2人とも落ち着いたころ、私は爽汰を外で待たせていることに気が付き急いで帰る準備をした。


「ごめんね。もう帰るね」


「わかった。明日からは学校行くから」



泣きはらした目を細めて笑う萌菜。



「うん。待ってるね」


手を振って、部屋を出た。



リビングにいる萌菜のお母さんに軽く会釈をして家を出た。


寒そうに待っている爽汰に駆け寄る。