「ね?だから付き合おう。」



この言葉が、爽汰の本心だったら。なんて。
考えてる自分がいた。


でも、これは少しの間だけの関係。



「はい。」


少しだけ、夢を見てもいいよね・・?




その途端、グゥッとお腹がなった。


「あ・・」


クスクスと爽汰は私を見て笑った。


私は顔が真っ赤になる。



「昼飯まだ食べてねーの?」


「うん・・。」


「ファミレスでも行くか」


「え、でもお金持ってないよ」


「俺のおごり」


そういうと、爽汰はポケットから長財布を取り出した。