キミの宝物




そこには先輩らしき女の人が2人。


見覚えがあるようなないような。



「あんたさ、爽汰とどういう関係なの?」



__頭の中はハテナマークばかり。


どういう関係って・・。


しかもこの人たち誰。



「早く答えろよ」


乱暴に私の足を踏んだ。



「いたっ」


つい顔をしかめる。


「付き合ってんの?」


キレた口調で、私に問いかける。

なんで私、こんなに責められてるわけ?


「付き合って、ないです。てゆか、あなたたち誰ですか・・」