キミの宝物



そんな・・やだよ・・。


ウタは抵抗しようともしない。


真実を美律先輩から聞いてしまったから?


ねぇ。私の存在はどうでもいいの??


~~~♪


この空気感を読めないのか、私の携帯は着信音を陽気に鳴らした。


しまった。ばれてしまう。


恐れていたことが現実に。


2人は私のほうを見ていた。



「えっと・・その・・」


逃げようとしたとき


「待ってよ」


止めたのは


美律先輩だった


「見て、愛果ちゃん。これ。」


美律先輩が持っていたものを見ると私が落としてしまったブレスレットだった。



「かえしてくださいっ」


あわてて教室に入って取り返そうとしたが、あっけなく捨てられてしまった。