私、最低だ・・。
ウタにあんな表情させてしまって。
ブレスレットまでも捨ててしまって。
今、ウタはどんな気持ちでいる?
考えるだけでも涙が止まらなかった。
それから私は屋上についてから大声を出して泣いた。
今はみんな授業中。
だれにも気づかれないから。
あふれんばかりの涙をたくさんこぼした。
それから時間がたち、涙も止まったけどこんな腫れた目で行きたくないと思った私は床に寝転がった。
空は青い。
私もこんな空みたいに広い心でウタのことを迎えたら。
なにしてるんだろ私。
ウタにはいつも感謝しきれないものをもらってるのに私はなにもしてあげれてない。
ばかみたいほんとに。
ブレスレットがついてない腕を見上げて拳を振りおろした。
こんな自分前から大嫌い。
目を閉じるといつのまにか眠りについていた___。

