ガチャッ 玄関のドアを開けるとまぶしい太陽の光で目を細めた。 「アイ、遅い」 ウタは私のとこまで近づいてきて私の顔をうかがった。 「アイ?」 「・・ごめんね。いこっか」 無理やり笑顔を作って歩き出した。 ウタも私の歩幅に合わせて横を歩く。 「髪の毛寝ぐせついてる」 ウタはそういうと私の髪の毛をなでた。 ついビクリとしてしまう。 でも何も言葉がでなくて苦笑いをするだけだった。 ウタは不思議そうな顔をしていたけど私の態度がおかしいのに気付いたのかそれ以上学校に着くまで無言のままだった。