今は恥ずかしくて言えないけど、言えるようになったら今度は私から≪結婚したい≫の一言言うから待っててね。 ちらりと見たウタの横顔を見ながら思った。 「わたがし早く食べないと俺が食うぞ」 口をあけるウタ。 「だめー、だめだめ!」 私はいきおいよくかぶりついた。 「食い意地はりすぎ」 プッとウタは笑う。 「うるふぁい」 その瞬間、不意に私の唇にキスを落とすウタ。 「うん、おいしい」 ニッと笑った。 ノックアウト寸前。 花火の光のおかげで顔が赤くなってることはあまりばれなくてよかった。