キミの宝物




それから数カ月経ち。


今でも隣にウタがいる。


そして今日から高校2年生デビュー



クラス発表の紙が張り出されている。



特別背も高くない私は、その紙を見ることができなくて後ろからただ皆の後ろ姿を見つめることしかできなかった。



「愛果!」


そのとき誰かが私の名前を呼んだ。


きょろきょろしていると、萌菜の姿を発見した。


萌菜はこちらへかけよってくる。



「見事に亮介たちとバラけたよ。3人皆違うクラス。」


「・・やだー」


いっそ不登校になってやろうかと考えた。


だって、ずっと3人一緒だったから・・。



「そんなさびしい顔しないの!嬉しい報告あるから!」


「なに?」