キミの宝物



「・・大丈夫?」


まだうなだれてるウタに声をかける。


「アイ、なんかジュース買ってきて」


「うんわかった」


それから近くにあった売店でメロンソーダを買った。

ついでにアイスカップも買っていった。



「はい、どーぞ」


ペットボトルのジュースをウタのほっぺたにくっつける。



「つめたっ!ありがとな」


ウタは一口それを口にした。


「アイスもあるよ?いる?」


レモンシャーベットを、ウタに差し出した。



「おー、気利くな!ちょーだい♪」

そういうと、口を大きく開けて、こちらを向くウタ。