「はぁ・・はぁ・・」



まだ現実を受け止めることができず、床に倒れこむ私。



無残にも、音楽プレイヤーは地面でディスプレイが傷ついたのが見事に割れていた。



電車が通過して、静けさが残る。




重い体を起して、ゆっくり踏切を見た。




「・・い、や・・」




そこには、見苦しい人間の姿。


血だらけで、呼吸してるようすもない。


私と・・同じくらいの年齢の少年。




「いやぁぁぁぁ!!!!」




私の・・せい?