「うわぁ…やっぱり天才ってだけあるなぁ…」


白井さんの家に着いたのはいいものの…
何処から入ればいいのやら
しかも豪邸だし…インターホンを捜すのにも苦労するなぁ


結局インターホンは見付からず、仕方なく直接ノックすることにした。



コンコン



「すいません、編集部の山田というものです。締め切りの原稿を取りに来ました。白井さんいますか??」



応答なし。


聞こえなかったのかな?



もう一度。



コンコン



「すいませーん」




やっぱり応答なし。





もしかしていないのかな…。