私、山田志穂。23歳。



私は小説や漫画の原稿を編集する「編集部」に所属している。
締め切りの原稿を取りに行ったり、締め切りまじかなのにまだ仕上がっていない作家さん達の応援をしたりする仕事。

この仕事について約2年。

経験は浅い方だけど今日は直接原稿を取りに行く仕事を任された。
その相手は天才小説家と言われている白井雪さんの所。

白井さんの作品は何度か読んだことあるけど凄いいい話ばっかり!
失恋モノからホラーまで、ほとんどの分野で優れている小説家。

そんな天才小説家に会えるなんて…
私ってば幸せ者かな~♪


「じゃあ白井さんの家にいってきまーす!」
「あ、いってらっしゃーい志穂!!」
「うん!」


私はワクワクしながら白井さんの家に向かった。


白井さんの家はここから電車で三駅の所。



期待に胸を膨らませ電車にのるのであった。