*** 「あっあっ…ふ… あぁ…」 声が、涙が、止まらない。 「美結先輩…。」 涙で霞む視界の中で、五月くんが切なそうに私を見ているのはなぜ? 「さ…つき…くん、私を…めちゃくちゃにして?」 そう言った私に、五月くんが一瞬、目を見開く。 そして、五月くんの動きが激しくなった。 「先輩…美結先輩…」 「さつ…き…くんッ」