初恋の幼馴染



急いで階段を下りて置いてあるパンにかぶりついた。



「メイクなんてしてるから遅刻しそうになるんでしょー」



お母さんが台所から出てきた。





そして飽きられた目で見られた。





「だ、だって少しでも可愛くなりたいし!!!」




ブスでもがんばって少しでも可愛くなりたいもん。



それなりにね、もう高校生だしメイクぐらいいいじゃんか。






「あら、ちさとは可愛いからメイクなんてしなくていいのに」




ため息交じりで言った。



お世辞はいいのに!むぅ!