天使な悪魔



「あのさ、辻井君‥何で私の名前を?」

「え?有名って言うか‥よく耳にするから」


「私、有名なのっ!?何で!?」

「付き合いたいってやつが、多いからだよ~?」

「……!?」

し、知らなかった…

いや、何かの間違いだよ…うん!


「こんな寒い中、庭に?」


「まぁね。がいじみたい?」