天使な悪魔


「ウガッ!?」

な、何っ!?

そう思い横を向くと…

その枕で思い切り私の顔を叩いたであろう
零慈がイタズラっぽく笑って立っていた

「あ‥あんたねぇ!?
寝ている女の子の顔を思い切り叩くって‥
どんな脳ミソしてんのよっ!」

「普通の脳ミソ」

「しかもっ!
どやされるぞとか言ってた偉い子ちゃんが何してんのよ」