教室のドアは開いていて
まばらに人もいる。

知らない子ばかりでしばらくは暇だった。


繭)かなちゃん?
奏)繭ちゃんっ!
  繭ちゃんも同じクラスだったんだっ!
繭)そーだよっ、よろしくね

繭は同じ学校だった
あまりしゃべったことはないけど
仲はいい。

私は少し安心した。


チャイムが鳴って
雨も弱まって

担任が入ってきた。
名前は阪口、一言で言うと、おじさん。

阪口は自己紹介のあと出席を取り始めた
阪)足達 井上 上口、、、小山 狭川、、

狭川とよばれた人の席は
誰もいない。

入学式早々ちこくかよー、笑

なんて同じ学校からきたこたちがいっていた。

ガラッ

明らかに乱暴に教室のドアが開いた。

狭川だ。

阪口)どうした?
狭川)すいません遅刻しました
阪口)名前は?
狭川)狭川です
阪口)狭川は小山の後ろだな、


こんなよーなことをいってた気がする