ココちゃんは、呼び捨てなんだ。 「いや。大丈夫だよ。気にしないでね。」 「アイツ、小さい頃から お節介ていうか、なんていうか…。」 小さい頃から知ってるんだ。 「なんでも、人のことでも 首突っ込んで。本当、迷惑。」 「そーなんだ。」 いつもみたいに、会話が弾まず。 私の家についてしまった。 「…じゃあね。また、明日。」 「おう。じゃあな。」