私の席から、クラスの人だいたいは見える。 真ん中のど真ん中が、上山くん 1番廊下側の前から3番目が、篠崎くん。 上山くんは、クスクス笑っている。 先生が、黒板にメンバーをスラスラ書いていく。 「よーし、これで決定だ。」