『dusk』は強かった。

気が付いた時には陰をいとも簡単に引き裂いていた。

「ウグゥ・・・・コ、コレガ・・・・『dusk』ノ力・・・・ツ、ツヨイ・・・・」

陰は真っ二つになった。

「キシシ・・・・ダガ、クッツケバイイダケノハナシ・・・・ッテ、アレ?クッツカナイ?」

陰がくっつこうとしても離れる。

「良いじゃねぇか。魂よ!召されろ!バーカ」

「ギィィィィィィ・・・・」

陰は引き裂かれ、消えた。