朱鬼をつれて帰って、一週間がたった日の夜。

「・・・・」

朱鬼がベッドわきに立っている。

起き上がって、朱鬼を見る。

「・・・・」

「・・・・」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・朱鬼?」

「・・・・・・・・」

「・・・・どうしたの?」

「・・・・・・・・」

「・・・・そっか」

「・・・・・・・・」

「・・・・夕輝?」

「・・・・また、か」

「え?なんで?何で僕、こんなところに?」

キョロキョロ当たりを見回す。