部屋にあるのは ベッド 机 なにも入ってない本棚 クローゼット 「あ、夕輝の部屋は?」 「朱鬼の隣だよ。ほら」 廊下に出て、隣の部屋を指差す。 「わーい!夕輝とお隣さんだ!」 朱鬼は両手をあげて、超笑顔で、くるくる回った。 「なんかあったら呼んでくれ」 「うん!ありがと~!」 朱鬼は部屋に戻っていった。 俺は台所に向かった。