(そだ!御礼に良いこと教えたげる( ^^)!)

紅嘉はニコニコと無邪気な笑顔を向けてくる。

「・・・・良いことって、なに?」

(うん!あのね!一回だけ、夕輝の体を借りて調べて、分かったことなんだケド(`・ω・´)・・・・)

・・・・体を借りてた・・・・?

ユウの方をみると、ユウは察したらしく、溜息をついて説明した。

『・・・・はじめから言ってたことだが、俺らはお前だ。俺らのどちらかが、体の所有権を握ってもおかしくはない。つまり、その気になれば、いつでも体を乗っ取れるってワケ』

(あ!でも、僕にはその気はないから安心してね!(*⌒▽⌒*)僕、あんまり、外に出たくないし!(`・ω・´))

すかさず紅嘉が補足した。